誕生編|ミヤシステムってなに?
ミヤシステムは自社の問題を解決するために生まれた
わが社は元々公共工事を直営施工で、元請け下請け問わず行う土建屋でした。 今から約25年ほど前の事になりますが、建設業界は競争の真っただ中に向かい始めた頃でした。
徐々にそれまでのやり方が通用せず、工事の実行予算管理にメスを入れる必要があると悩み、自らそのシステム開発に着手したことが始まりです。
実行予算書は作るものの、工事が終わるまで収支状況は見えない状況でした。
大変なことになる前に、まずは工事のコスト管理を、改善し分かりやすくしなければならない。
社長自ら社運を賭け、その仕組みづくりに着手しました。
その時の一番の問題点は、
工事が終わるまで本当の収益が見えないことでした。
当時もきちんと実行予算は作成していました。 しかし、いくつかの問題がありました。
- 人により実行予算書が違うのでわかりづらかった。
- 毎月の請求書だけを2カ月遅れに確認するので修正できなかった。
- 出来高の確認もできず、予算書との比較ができなかった。
特に問題だったのは2と3の問題でした。 問題を改善する為には、工事の出来高(進捗)をつかむ必要があるという結論になりました。
改善しなければ、いつまでたっても本当の数字は見えてこない。
会社がつぶれるのが先か?社内の実行予算管理体制が整うのが先か? こうしてミヤシステムはつくられました。