コストと工程は表裏一体!コスト意識を持った現場技術者を育てよう!
コストと工程は表裏一体!コスト意識を持った現場技術者を育てよう!
実行予算管理における工程表とは、実行予算の作成段階から同時に考え作成される必要があります。
またコストと工程が関連づく証拠として、工事開始後は作業の出来高を工程の進捗として表すことができるのでコストと工程は表裏一体であることを理解しておく必要があります。
工事における工程表の作成手順
公共工事の工程表を作成する場合、設計書の工種レベルで実施工程を計画することはとても煩雑になります。
出来高を管理するための工夫として、同時進行する複数の作業をまとめるグループ化という考え方を紹介しましたが、同様に工程表の作成においてもグループ化することで簡単に作成することができます。
工事における工程表の作成方法
一般的には実行予算と工程表の作成は別々のシステムやエクセルを利用して行われています。
しかし実行予算の出来高を管理するために作業のグループ化を行い、同時に工程表を作成しコストと工程を同時に管理できる便利な実行予算管理システムも存在します。
工事の進捗管理が行える工程表を作成しコストと作業段取りを改善しよう!
コストと工程は表裏一体とお伝えしましたが、そのカギとなるのが「出来高」です。
もちろんコストと工程を関連付けるために作業のグループ化も大切ですが、そのグループ化の目的は出来高をつかむことなのです。
出来高をつかめば実行予算の収支だけでなく、作業の進捗についても進んでいるのか?遅れているのか?常に確認できることになります。
実行予算と工程、収支と進捗。この二つを常に把握できれば現場担当者さまも鬼に金棒です。
実行予算・出来高・コストをしっかり管理